「
京都大賞典・G2」(6日、京都)
重賞勝ちのある実績馬は全て休養明けで、混戦ムードが漂う京都開幕週のG2戦。Vデータをクリアしたのは、
ブローザホーン、
サトノグランツ、
プラダリアの3頭で三つどもえの情勢になっている。タイトルを奪取し、さらなる大舞台へと弾みをつけるのはどの馬か-。頭数こそ落ち着いたが、目の離せない一戦だ。
▼傾向(過去10年)
東の
毎日王冠とともに秋のG1を狙う有力馬が集う一戦。京都競馬場の改修工事に伴い、21&22年は阪神競馬場で施行。
▼人気
1番人気〈2・3・3・2〉
2番人気〈2・1・2・5〉
3番人気〈2・1・2・5〉
4番人気〈1・1・1・7〉
5番人気〈1・0・2・7〉
比較的堅めの決着が多いが、19年は11番人気が勝利して3連単は181万円の大荒れに。
▼所属
栗 東〈9・9・9・89〉
美 浦〈1・1・1・14〉
出走数に違いはあるものの、栗東所属馬が中心。
▼
ステップ 宝塚記念〈4・3・6・14〉
新潟記念〈2・1・0・8〉
天皇賞(春)〈1・2・0・9〉
鳴尾記念〈1・0・0・2〉
OP競走〈1・1・0・19〉
準OP〈1・1・1・3〉
勝ち馬8頭が芝2000メートル以上の重賞から参戦。同7頭が中14週以上と間隔をあけての出走だった。
▼前走内容
勝ち馬8頭が6着以内かつ、負けても0秒8差以内だった。同8頭が6番人気以内だった。
▼馬齢
3歳馬〈0・0・0・1〉
4歳馬〈3・4・2・17〉
5歳馬〈4・3・2・28〉
6歳馬〈1・2・3・28〉
7歳以上馬〈2・1・3・30〉
7歳以上馬も健闘しているが、勝率でリードする4&5歳馬が中心。
▼実績
勝ち馬9頭が重賞ウイナーだった。
▼決め手
勝ち馬9頭が前走の4角を8番手以内で通過していた。
▼注目馬 全項目で減点がなかったのは
サトノグランツ、
プラダリア、
ブローザホーンの3頭。データ的には、三つどもえの様相を呈している。(記録室)
提供:デイリースポーツ