◆第59回
京都大賞典・G2(10月6日、京都競馬場・芝2400メートル)
第59回
京都大賞典・G2(6日、京都=1着馬に
天皇賞・秋の優先出走権)で、
グランプリホースが淀に“がい旋”する。
宝塚記念を制した
ブローザホーンの始動戦へ、吉岡調教師は「休み明けを苦にするタイプではありませんし、前走くらいの状態を維持できています。動き、リズム、反応ともにいいですね」と好仕上がりを伝えた。
庭と呼べる得意コースだ。心房細動で競走中止した昨年の
京都大賞典を除けば、重賞2勝を含む4戦3勝、2着1回“のオール連対。「下り坂がすごく上手なので競馬がしやすい」とトレーナー。4角手前から
ギアアップし、直線で末脚を爆発させる。過去4戦すべて上がりはメンバー最速だ。
28日には栗東・CWコースで併せ馬を消化。2秒以上も追走したため遅れはしたが、6ハロン83秒9―11秒9と上々の伸びを見せた。レース1週前の週末にしっかりと負荷をかけ、当週軽めが吉岡厩舎流。思い通りにメニューを消化できている。
今後の結果次第で、来年以降の海外遠征が選択肢に入る可能性もあるが「
有馬記念が一番の目標」と指揮官が言うように、今秋は国内に専念。春秋
グランプリ連覇へ好発進を決める。(戸田 和彦)
スポーツ報知