川田将雅騎手が
サトノグランツ(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)で
京都大賞典(3歳上・GII・芝2400m)の4年ぶり5勝目を狙う。
川田騎手はこれまで
京都大賞典に8回騎乗。14年の
ラストインパクト、15年の
ラブリーデイ、18年の
サトノダイヤモンド、20年の
グローリーヴェイズで4勝を挙げている。
京都大賞典といえば
武豊騎手が同一重賞史上最多となる9勝を挙げているが、近10年に限ると4勝の川田騎手が2勝の
武豊騎手をリード。それだけに「新・
京都大賞典男」といっても過言ではない。
今年のパートナーは
サトノグランツだ。デビュー3戦目から未勝利、
ゆきやなぎ賞、
京都新聞杯と3連勝で重賞初制覇。
日本ダービーは11着に敗れたが、
神戸新聞杯で2つ目のタイトルを獲得した。その後の4戦は未勝利だが、前走の
目黒記念でも58.5kgを背負いながら0秒2差の4着に健闘しているので、GIIなら力上位であることは間違いない。川田騎手は今回で8戦連続のタッグだから、もちろん手の内に入れている。
川田騎手は父の
サトノダイヤモンドで18年の
京都大賞典を制している。父仔で同一重賞制覇となれば自身初。思い出に残る、そして人馬ともに秋のGI戦線に弾みをつける5勝目といきたい。