関西から遠征する
アルテヴェローチェ(牡=須貝)は坂路で4F51秒7〜1F12秒3の好時計をマークした。最終追いを見届けた須貝師は「先週までそこそこやっているし馬の気持ちに任せて、引っ張らずにね。モノ見をしながら、あの時計ですから」と納得の表情。調整過程は順調そのものだ。
指揮官が新馬戦の勝ちっぷりを見て、かなりの手応えを感じているのは言うまでもない。「初戦は本当に奇麗な勝ち方だった。心肺能力が高いし、広いコースも合うと思う。ここは本当に勝負になるよ」と力強い口調だ。トレーナーが話すように初戦はセンスあふれるレース内容。今回、同じレースに出走する
ヒシアマン(2着馬)が外から迫って来ると、いくらでも伸びそうな脚勢であった。ここできっちり結果を出せば、明るいG1ロードが見えてくる。西の新星、侮れずだ。
スポニチ