「
京都大賞典・G2」(6日、京都)
重賞2勝馬
サトノグランツは3週連続で川田がまたがり栗東CWへ。道中はピタリと折り合い、直線でも鞍上の手が大きく動くことはなかったが、素軽いフットワークを披露。見た目以上に速い6F84秒7-38秒1-11秒2の好ラップを刻んでフィニッシュした。友道師は「ジョッキーも“追うごとに良くなっている”という話でした」と好仕上がりを伝えた。
前走の
目黒記念は4着に敗れたが、アク
シデントもあり、決して力負けではない。「ゲートを出る時に横の馬が暴れた影響でねじれながら出ました。1歩目から鞍がズレていたので」と振り返る。「それであの内容でしたからね。馬にダメージはなかったです」と、ここは反撃を期す一戦だ。
充実の4歳秋。目下の成長ぶりにも光るものがある。「だいぶ良くなってきました。
目黒記念からしっかりしてきて、ひと夏を越してさらに良くなりました」と指揮官。本格化を告げる今、この先に待つ大舞台へ勢いをつけて臨みたい。
提供:デイリースポーツ