JRA通年免許1次試験の合否が3日に発表。騎手免許の合格該当者はなく、自身3回目の受験となったフランス人女性騎手の
ミカエル・ミシェル(29)は、不合格となった。13年に外国人にも門戸が開放された
JRAの騎手免許試験。14年にはルメール、M・デムーロが合格となったが、またも狭き門を突破することはできなかった。
ミシェルは19年
ワールドオールスタージョッキーズで初来日。日本のファンの熱量、日本競馬のレベルの高さに感銘を受け、
JRA免許取得を志した。当時はフランス語しか話せなかったが、「ここ数年、米国、
オーストラリアで乗ってきたのは、
JRAの試験で使われる英語を覚えるためでした。継続して日本人の先生に日本語も習っています」とミシェル。2つの言語習得と同時並行の試験対策をこなし、過去2回よりも手応えはあったが、無念の結果となった。
なお、今年は30勝を挙げた2020年以来、NARの短期免許を取得。10月上旬から12月末まで川崎に拠点を置き、
地方競馬に騎乗する。
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