凱旋門賞前日に組まれたロワイヤリュー賞(G1、5日、パリロンシャン芝2800メートル、牝馬限定)の出走馬と枠順が3日、確定し、
武豊(55)が騎乗することが決まった。
パートナーはキー
ファーズ代表の松島正昭氏が
クールモアと共同所有し、エイダン・オブライエン師が管理する
リリーハート(牝3、父
ガリレオ)だ。
昨秋にデビューし、3戦目に未勝利勝ち。その後は
スタネーラS4着、ギヴサンクスS3着とG3で続けて掲示板に載るとスミヨンとの初コンビで臨んだ9月1日の前走はパリロンシャンに遠征し、ロワイヤリュー賞と同舞台のジュベール賞へ。先手を奪ってゴール前、しぶとさを発揮。後続に迫られながらも短頭差で粘り込み、リステッド勝ちを収めている。
武豊は94年4着
ロイヤルバレリーナ、99年8着
モテック、01年8着
ビヨンドザウェイヴズ、22年6着ペロタン以来、5度目のロワイヤリュー賞騎乗となる。
▽ロワイヤリュー賞 1897年に創設された重賞で1922年に3歳牝馬限定となり、65年に古馬に開放。71年にG3格付け、88年にG2、2019年にG1格上げとなり、距離が2500メートルから2800メートルに延長された。毎年、
凱旋門賞前日に組まれている。
スポニチ