20日、中山競馬場で行われた牡馬クラシック第1弾・
皐月賞(3歳牡牝、GI・芝2000m)は、
川田将雅騎手騎乗の7番人気
キャプテントゥーレ(牡3、栗東・
森秀行厩舎)が、スタートから先手を奪い、道中はマイペースの逃げを展開。直線に向いてリードを広げると、中団の内から追い上げた6番人気
タケミカヅチに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分01秒7(良)。1番人気の
マイネルチャールズは中団から差を詰めるも、さらにハナ差の3着。2番人気
ブラックシェルは6着、3番人気
ショウナンアルバは14着にそれぞれ敗れた。
勝った
キャプテントゥーレは、
父アグネスタキオン、母が01年
阪神牝馬S(GII)を勝ち、02年
モーリスドゲスト賞(仏G1)2着の
エアトゥーレ(
その父トニービン)。祖母が94年ムーランドロンシャン賞(仏G1)を勝った
スキーパラダイスという血統。
昨年7月8日のデビュー戦(阪神・芝1800m)は1番人気で8着に敗退したが、2戦目の未勝利戦(小倉・芝1800m)で初勝利を挙げ、
野路菊S(OP)3着から臨んだ
デイリー杯2歳S(GII)で重賞初制覇。その後も
朝日杯フューチュリティS(GI)3着、今年初戦の
弥生賞(GII)でも4着に入るなど、重賞戦線で好走を続けていた。通算成績7戦3勝(重賞2勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。