東京11Rの第10回サウジアラビア
ロイヤルカップ(2歳GIII・芝1600m)は2番人気
アルテヴェローチェ(
佐々木大輔騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒0(稍重)。1馬身差の2着に4番人気
タイセイカレント、さらに半馬身差の3着に5番人気
マイネルチケットが入った。
アルテヴェローチェは栗東・
須貝尚介厩舎の2歳牡馬で、父
モーリス、
母クルミネイト(母の
父ディープインパクト)。通算成績は2戦2勝。
レース後のコメント
1着
アルテヴェローチェ(
佐々木大輔騎手)
「この馬の力を信じて乗りました。(ゲートの)出がすごく良かったので、少し引っ張り殺すのももったいないかと思いましたが、先行集団で力ませ続けるよりは、一段引いて、折り合いに専念する形を選びました。3週前、1週前と調教で乗せていただきましたが、その時から厚みがあって、すごく良い馬だと感じていました。調教の感触のまま、競馬に臨めました。距離は1600mくらいがベストなのかなと思います。僕自身はGIを勝ったことはありませんが、大きいところでもきっとやってくれると思います」
(
須貝尚介調教師)
「内枠で想定内のレースでした。(佐々木騎手は)2週調教に跨っていて、馬のことをよくわかっていましたし、我慢させていました。馬場の内が悪いとわかっていたので、良いところに出してほしいと伝えていました。それに応えて大したものだと思います。今後は
朝日杯FSを目指しますが、鞍上はオーナーと相談します」
2着
タイセイカレント(
横山武史騎手)
「態勢が整っていないタイミングでゲートが開いてしまいました。それでも終いは良い脚を使ってくれました。新馬戦とは全く逆の競馬で、そのなかでも良いレースが出来たと思います」
3着
マイネルチケット(
戸崎圭太騎手)
「前走よりも行きっぷりが強くなっていましたが、我慢は効いていました。上手に走っていたと思います」
4着
シンフォーエバー(
菅原明良騎手)
「掛からずに逃げる事が出来ました。直線に向いてからも雰囲気良く走っていました。もう少し馬がパンとしてくれば、もっと走ってくると思います」
5着
アルレッキーノ(
C.ルメール騎手)
「良い位置で、良い感じでレースが出来ましたが、今日は最後切れませんでした。加速してくれませんでした。馬場なのか、馬の状態なのかわかりません」
7着
フードマン(
松山弘平騎手)
「一度使って、馬に気が入って終始掛かっていました。最後脚を使えない形になってしまいました。距離(延長)が裏目になってなってしまいました」
ラジオNIKKEI