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【府中牝馬S見どころ】得意距離でマスクトディーヴァが巻き返す

  • 2024年10月07日(月) 11時00分
 人気に応えることができなかった前走のヴィクトリアマイルでのマスクトディーヴァだが、直線で進路を塞がれる不利があってのもの。それでも勝ち馬との差はコンマ2秒差だから恐れ入る。まともに走れれば勝ち負けは必至だ。主な有力馬は次の通り。

■10/14(月) 府中牝馬S(3歳上・GII・東京芝1800m)

 前走のヴィクトリアマイルでは直線で外から押し込められて、手綱を引っ張るほどの不利があったマスクトディーヴァ(牝4、栗東・辻野泰之厩舎)。そこで勝ち馬テンハッピーローズに先に行かれて約3馬身差はつけられたが、再びエンジン点火で内を突き、終わってみれば0.2秒差まで迫った。高い能力がないと出来ない芸当で勝負根性を兼ね備えている。元々、昨年は秋華賞リバティアイランドと肉薄の競馬をしているようにGI級の器。今後の大舞台で勝利するためにも、2戦2勝と得意の距離となる今回は負けられない。鞍上は川田将雅騎手

 11カ月ぶりの実戦となるブレイディヴェーグ(牝4、美浦・宮田敬介厩舎)だが、休み明けでも結果を残しているように割り引く必要はない。ローズSではマスクトディーヴァの2着だが、レコード決着で好走しているように時計の速い競馬にも対応可能。昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬で逆転候補の筆頭だ。鞍上はC.ルメール騎手。

 その他、ヴィクトリアマイルで2着と好走して、続く安田記念でも小差と健闘したフィアスプライド(牝6、美浦・国枝栄厩舎)、前走のクイーンSは大外枠でロスがあったモリアーナ(牝4、美浦・武藤善則厩舎)、近走はGIで相手が強かったハーパー(牝4、栗東・友道康夫厩舎)、レコード決着の小倉記念で2着と好走したコスタボニータ(牝5、栗東・杉山佳明厩舎)、前々走は大阪杯、前走はトップハンデで惨敗も広い府中で更に良さそうなミッキーゴージャス(牝4、栗東・安田翔伍厩舎)などが上位を狙う。発走は15時45分。

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