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【凱旋門賞】アルリファー11着 武豊11度目の挑戦も夢実現は持ち越し「厳しい結果です」

スポニチ
  • 2024年10月07日(月) 05時25分
 フランスG1「第103回凱旋門賞」が6日(日本時間同日深夜)、パリロンシャン競馬場で行われた。日本から参戦した武豊(55)が騎乗したアイルランド馬アルリファー(牡4=J・オブライエン)は11着。レジェンドの夢の実現も、来年以降に持ち越された。

11度目の挑戦となった武豊の夢はまたも持ち越しとなった。94年ホワイトマズルとの初参戦から30年の節目。今年は世界の名伯楽であるエイダン・オブライエン師の長男であるジョセフ・オブライエン師が管理する愛国馬アルリファーとのコンビで挑んだが、11着に敗れた。

 同馬は「昔からの友人である武君が悲願の凱旋門賞を勝つ姿を見たい」という松島正昭氏が共同所有。ベルリン大賞を楽勝した有力馬の一頭で、武豊も「関係者の気持ちに応えたい。その思いが本当に強い」と意気込んで臨んだ大舞台だった。

 今秋は国内専念が決まっているドウデュースとのタッグ、7戦無敗オーサムリザルトでBCディスタフに参戦など、話題が絶えない55歳。レジェンドが挑戦を続ける限り、日本の競馬ファンは夢をつかむその時を待ち続ける。

 ▼武豊 結果が全て。厳しい結果です。スタートが良ければ、もう少し前取りたかったけど遅かった。その分かなと思います。馬の状態は良かった。直線に向く手前であまり反応がなかった。レースに騎乗してここにいられることが幸せ。そういうレース。いい結果は出せなかったけど楽しかったし、つくづくいいレースだなと思いました。

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