良血と名手が融合する。東京月曜5R芝1800メートルにスタンバイする
デンクマール(牡=田中博、父
モーリス)は母に17年阪神JF2着、18年
桜花賞3着、
オークス2着とクラシックをにぎわせた
リリーノーブルを持つ。何やら大物感が漂う走り。Wコースの2週前追いで5F66秒6〜1F11秒4。1週前追いは5F65秒7〜1F11秒6と2週続けて好時計をマークした。
山崎助手は「ハミに頼る部分がありますね。まだ緩いし、もう2段階上げられる余地がある」と途上を認めつつ「反動もなく順調に乗り込めて、だんだんと軽さが出てきました。“いいものを持っているな”という乗り心地はあります」と素質を評価した。「体力のある馬。ある程度前に行って、持続力を生かしてほしい」とイメージ。鞍上は先週東京で8勝を挙げたルメール。初戦から楽しみだ。
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