素質馬が集結する秋の東京、京都が開幕した。人気を集めた馬が順当に勝ち上がるケースが多かった。
東京では土曜芝2000メートルを勝った
レッドキングリー。好スタートからハナを譲って2番手で折り合い、残り1Fから一気に加速して後続を突き放した。
トップギアに上がった時の迫力に加えて、500キロの雄大な馬格はいい意味でゆとりも感じる。相当な大物だろう。日曜ダート1600メートルを快勝した
マリブオレンジは馬群で集中、直線で機敏に内を突く2歳馬離れした勝ち方。湿って走りやすい馬場にしても、勝ち時計1分36秒8はかなり速い。
京都では土曜ダート1400メートルで圧勝した
ドラゴンウェルズが“世界級”のパフォーマンス。押し出される感じで4角手前で先頭に立ち、後続を9馬身ちぎった。藤原師から「サウジやドバイを目指している馬だから」と具体的な国名も上がり、今後も目が離せない。
スポニチ