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【秋華賞】チェルヴィニア 2冠へ万全 太田助手「雰囲気オークス前の感じ」

デイリースポーツ
  • 2024年10月08日(火) 06時00分
 「秋華賞・G1」(13日、京都)

 春2冠を分け合った桜花賞ステレンボッシュと樫の女王チェルヴィニア。ともに前走からぶっつけでの戦いとなるが、中間の調整は順調そのもの。牝馬3冠最終決戦で雌雄を決する。

 夏場に磨き上げた肉体と精神力を武器に、樫の女王チェルヴィニアが2つ目のG1タイトルをもぎ取る。春は桜花賞で13着と大敗したが、続くオークスで見事に反撃。しかし、太田助手は「桜花賞は毛ヅヤが良くても中身が伴ってなくて、オークスは体調こそ悪かったけど牧場でうまく調整してくれました」と、まだ心身ともに不安定な状態だったことを明かした。

 前走後は福島県のノーザンファーム天栄へ放牧に出され、英気を養った。今夏の異常な暑さに「牧場から帰ってきた時は夏バテで体調を崩した時もあった」と話すが、そこからの再生が一流厩舎の底力。中間は美浦Wで長めからびっしり乗り込まれてきた。「3週連続でやっても息遣いには余裕があったまま終わっているし、悪くないですね。いい意味で力強さが出てきました」と、春に残っていた肉体面のひ弱さは解消されつつある。

 右回りは桜花賞以来2度目。舞台は先行有利の京都内回りの上、馬場状態のいい開催2週目とあって狙った位置が取れるかが重要になる。「折り合いには不安がないのでね。ゲートさえ出てくれれば上手に立ち回れる。そういう調整をしてきていますから。今は体調も毛ヅヤも良くて、道中の走りだし、雰囲気とオークス前の感じにあります」と胸を張った。

 女王の座を射止めた頃の出来までベースは引き上げた。ぶっつけ本番は予定通り。残り1週でもう一段階の底上げができれば、2冠達成が現実味を帯びてくる。

提供:デイリースポーツ

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