スマートフォン版へ

【秋華賞】相性のいいステップを叩いての大一番 末脚自慢がラスト1冠頂く

スポーツ報知
  • 2024年10月08日(火) 06時30分
◆第29回秋華賞・G1(10月13日、京都競馬場・芝2000メートル)

 牝馬3冠の最終戦、第29回秋華賞・G1(13日、京都)はヤマタケ(山本武志)記者が担当する「考察」の前哨戦編では、クイーンS2着、紫苑S3着で末脚が目立ったボンドガールに注目した。

 各馬が走ってきたレースの中でハイレベルのメンバーだと感じているのがクイーンSだ。G1勝ちのスタニングローズを始め、重賞ウィナーが6頭。他に1番人気だったウンブライルなど重賞未勝利でもG1で3着以内に入っていた馬が2頭と実績馬がそろっていた。

 その中でコガネノソラボンドガールが1、2着に入った。軽量51キロだったとはいえ、十分に評価できる。ただ、過去10年でクイーンSからの直行組5頭は3着以内はなし。勝ち馬でも17年のアエロリットが7着、23年のドゥーラが4着に敗れている。直行のコガネノソラには気になる数字だ。

 2着のボンドガール紫苑Sを挟んだ。本番と同じ2000メートル、直線の短い内回りでのトライアル。重賞に格付け後の16年以降、ここからの転戦組は【34026】で、19年から4年連続で〈2〉〈2〉〈2〉《1》着馬を送り出している。同じトライアルで同期間に【02536】のローズS組より存在感が際立つ。

 そのトライアルで3着。直線は馬群で追いづらい場面もあったが、前が開いたラスト1ハロン過ぎからの伸び脚が目を引き、能力の高さは伝わった。強敵相手にもまれ、相性のいいステップを叩いての大一番。何とも不気味な存在だ。(山本 武志)

スポーツ報知

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す