スマートフォン版へ

【秋華賞】紫苑S馬に強力助っ人!担当・安瀬一浩助手の父で97年秋華賞馬メジロドーベル手がけた良一さんが臨時厩務員に

スポーツ報知
  • 2024年10月09日(水) 06時05分
◆第29回秋華賞・G1(10月13日、京都・芝2000メートル)

 親子の絆でラスト1冠へ―。第29回秋華賞・G1(13日、京都)を狙うクリスマスパレード紫苑Sをコースレコードで勝っての挑戦。栗東滞在の今回、担当の安瀬(あんせ)一浩助手(49)を、かつてメジロドーベルを手がけた父の良一さん(76)が臨時厩務員としてサポートする。

 親子の夢を乗せ、牝馬3冠最終戦を射止める。紫苑Sを制した関東馬のクリスマスパレードは3日に栗東入りして調整中。これまでは初めての場所だと戸惑うこともあったが、大きな問題なく滞在している。安瀬一浩助手は「初めての長距離輸送でしたが、イライラせず落ち着いています」と安どの表情を浮かべた。

 前走は2番手追走から直線入り口で抜け出し、そのまま押し切る正攻法。後方から追い上げたミアネーロを首差振り切った。さらに、今年の皐月賞ジャスティンミラノがマークしたコースレコードを0秒5も更新。同助手は「特に大きなダメージがあるとは思いません。精神面も少しずつ良くなっています」とうなずく。

 今回の栗東滞在には、頼れる存在がいる。一浩助手の父・良一さんだ。かつて美浦・大久保洋吉厩舎(15年春に定年解散)に所属し、97年の秋華賞を含めてG1・5勝のメジロドーベルを担当した腕利きが、臨時厩務員として帯同。67歳で退職した後、馬には一切触れてこなかったが、レース翌日までの“12日間限定”で現場復帰した。一浩助手は「ベテランなので色々聞きながら」と父を信頼。良一さんは「息子に頼まれたからね。やっぱり馬は楽しいですよ。毎日張り合いがある」とほほ笑む。

 良一さんはクリスマスパレードを「メジロドーベルは男馬みたいだったけど(クリスマスパレードは)女の子らしくて、いい馬。足跡を見ても、トモ(後肢)の突っ込みが強いね」と頼もしく思う。フローラSは10キロ減、関東オークスはダートと、過去の2敗は敗因が明確。素質はこのメンバーでも見劣らず、秋空のもとで輝く。(水納 愛美)

スポーツ報知

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す