10月27日(日)に東京競馬場、芝2000mで行われる
天皇賞(秋)。ここに出走を予定している
ドウデュース(栗東・
友道康夫厩舎)が今朝9日、レースに向けた2週前追い切りを行っている。
小倉芝1800mの新馬戦を勝っている
ジュンライデン、
菊花賞への出走を予定している
メリオーレムとのCWでの3頭併せ。一番後ろから追走する形でしたが、向正面に入ってからの隊列は
ジュンライデン、
メリオーレム、
ドウデュースでそれぞれ2馬身ずつくらいの間隔で進んでいく。
4コーナーを回ったところで、その差が1馬身ずつくらいのところまで詰まってきて、最後の直線に向いてから、またその差が詰まっていき、残り300m地点のあたりで3頭の顔が並ぶような状態。ラスト1F標識手前になると、頭ひとつ分くらい
ジュンライデンが遅れて、最後は
メリオーレムと
ドウデュースが並んでゴールを目指した。
結果、2頭は同入でゴールして、時計は6F83.8〜5F68.1〜4F53.0〜3F37.5〜2F22.8〜1F11.3秒。ゴールを過ぎてからの
ドウデュースは凄い勢いで1コーナーへと入っていき、2コーナーのあたりでは
メリオーレムを突き放していた。前半遅いペースでも行きたがるところはなかったし、仕掛けてからの反応も抜群。状態に関しては現時点で九分以上という雰囲気がある。
(取材・文:井内利彰)