◆第85回
菊花賞・G1(10月20日、京都競馬場・芝3000メートル)1週前追い切り=10月9日、栗東トレセン
エコロヴァルツ(牡3歳、栗東・
牧浦充徳厩舎、
父ブラックタイド)が前走の
セントライト記念3着から上昇ムードを漂わせた。
岩田康誠騎手が手綱を執り、CWコースで
グッジョブ(4歳2勝クラス)と併せ馬。直線は進路を内から伸びてラスト1ハロン11秒8(7ハロン99秒4)。併走馬を一気に突き放し、最後まで力強い脚取りで4馬身先着した。
「気が入って一段上がったと思う。(前回は)沈んでグンという感じではなかったが、フォームも改善されて首を使って走れるようになっていた」と良化を伝えた牧浦調教師。「(前走前は)ジョッキーも『3000メートルでどうかな』と言っていたけど、上がってきて『大丈夫』と。負けはしたけど内容は悪くなかった」と未知の距離への対応に手応え。
皐月賞7着、ダービー8着に終わった春の悔しさを菊の舞台で晴らす。
スポーツ報知