◆マテンロウサン(9日・堀尾)

　札幌2歳S6着のマテンロウサン(牡2歳、栗東・昆)が、土曜京都9R・紫菊賞(芝1800m)で巻き返しを図る。「敗因が馬場なのか、気性的なものなのかはっきりしないところはあるけど、栗東へ戻ってからの調教は抜群に動けている。これぐらいのメンバーで、良馬場なら見直せると思う」と師。重賞でもまれた経験を生かす。

◆クリスマスパレード(9日・紺谷)

　日曜京都11R・秋華賞(芝2000m)に登録している関東馬クリスマスパレード(牝3歳、美浦・加藤士)がこの日、栗東坂路で追い切りを消化。軽快に駆け上がり、4F53秒2(馬なり)をマークした。前走の反動はなく、いい状態をキープしている印象。万全の態勢で本番を迎えられそうだ。

◆セキトバイースト(9日・河西)

　日曜京都11R・秋華賞(芝2000m)を予定しているセキトバイースト(牝3歳、栗東・四位)が、栗東CWで最終追い切りを行った。時計は4F50秒3-11秒4(馬なり)。機敏なフットワークでラストの伸び脚も上々。大逃げから3着に粘ったローズSの再現を狙う。

◆アサカラキング(9日・常木)

　月曜新潟11R・信越S(芝1400m)に出走するアサカラキング(牡4歳、美浦・斎藤誠)。スプリント重賞を転戦してきたが、リステッドできっちり賞金加算を狙う。師は「1200mでオープン勝ちしているが、重賞だと相手も違うし、テンに速い馬がいて思ったような展開にならなかった。2番手でも競馬はできるが、自分でレースをつくった方がいいタイプ。この条件なら変わり身があるはず」と、期待を寄せた。

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提供：デイリースポーツ