◆イドリス(10日・石渡)

　スイートピーSを勝ち、秋華賞で3着したリラコサージュの5番目の仔となるイドリス(牝2歳、美浦・和田勇、父キタサンブラック)が入厩。本日、美浦坂路を軽めのキャンターで登坂。まだ全体的な緩さは残っているが、柔らかみのあるフットワークは好印象。今後の動向に注目したい。

◆ヴィリアリート(10日・竹村)

　ヴィリアリート(牝2歳、栗東・西村、母メリーウィドウ)がこの日、栗東CWで3頭併せを行った。テンから意欲的に運びながら終始、手応えは十分。ラストまでしぶとく脚を持続させて6F81秒5-37秒0-11秒4の好時計をマーク。段階を踏みながら少しずつピッチを上げ、着実に気配は上向いている。母の産駒は全て勝ち上がっており、父にナダルを迎えた当馬がどんな成長を遂げるのか楽しみだ。

◆スマッシュアウト(10日・玉川)

　先週、東京で新馬勝ちしたスマッシュアウト(牡2歳、美浦・栗田)。今後について師に話を聞くと、「いったん放牧へ。早くて暮れくらいでの復帰となりそう」とのことでした。

◆ミッシングユー(10日・浜口)

　先々週あたりから調教ピッチを上げてきたミッシングユー(牝2歳、栗東・橋口、父エピファネイア、母ラヴアンドフェイス)は身のこなしが柔らかく、馬体面からも能力の高さを感じさせる。この日は松山Jを背に栗東CWで83秒5-11秒5を余力残しでマーク。併走パートナーには半馬身ほどの先着だったが、追えば突き放しそうな雰囲気で実際は圧倒と言える内容。これは覚えておきたい一頭だ。

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提供：デイリースポーツ