藤田菜七子騎手の通信機器不正使用問題および、その後に同騎手から提出された騎手免許取消届けについて
JRAが10月11日、東京都港区の本部で会見を開き経緯を説明。その中で、藤田騎手が昨年5月に調整ルーム内でインターネット閲覧のためにスマホを使ったと申告した際の処分を厳重注意にとどめた理由も、説明された。
当時、
JRAでは若手騎手6人によるスマートフォンの不正利用が発覚。そのうちの一部は藤田騎手と同じインターネットの閲覧だけだったが、30日間の騎乗停止処分を受けていた。処分の差について
JRA審判部の松窪隆一部長は「藤田騎手は当時持ち込みは認められていた調整ルーム内での使用であり、他の騎手は持ち込みも禁止されていたジョッキールーム内での使用だったため差が生まれました」と話し、理由は使用場所の違いであると説明した。
スポーツ報知