今年の
皐月賞馬で
天皇賞・秋(27日、東京)に向けて調整中だった
ジャスティンミラノ(牡3=友道)が11日、右前浅屈腱炎を発症したことが分かった。友道師は「天皇賞に向けて、2週前追い切りまで順調に行っていましたが、その後に脚元がモヤッとしました。残念です」と説明した。今後9カ月以上の休養を要する見込みとなっている。
昨年11月のデビュー戦から無傷の3連勝で
皐月賞V、勝ち時計1分57秒1は驚異的なレースレコードだった。続くダービーは1番人気に支持されるも2着。夏シーズンは北海道で英気を養った。福島県のノーザン
ファーム天栄を経由し、先月15日に栗東トレセンに帰厩。9日の2週前追い切りはCWコースで6F81秒5〜1F11秒4のタイムをマークしていた。同じ友道厩舎の
ドウデュース(牡5)とともに
天皇賞・秋で今季初戦を迎える予定だったが、無念の戦線離脱。今後は復帰を目指し、北海道で治療に専念する。
スポニチ