「秋華賞・Ｇ１」（１３日、京都）

　フリーアナウンサーの皆藤愛子が秋華賞予想を披露します。２０２０年から「ＢＳイレブン競馬中継　ＳＡＴＵＲＤＡＹ」の司会を務め、今では毎週のようにウインズで馬券を購入しているという“ＵＭＡＪＯ”。３歳牝馬によるラスト１冠の争いの本命馬は…？

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　みなさん、こんにちは。秋華賞からＧ１予想を披露させていただくことになりました皆藤愛子です。責任重大ですよね。競馬歴の長い詳しい先輩方も見ていらっしゃると思うので…汗。期待に応えられるように頑張ります！！

　私が競馬中継の司会をさせていただくようになったのが２０２０年。それまでは学生時代に一度だけ大井のトゥインクル競馬に行ったことがあるぐらいで（その時、当たったんですよ！）、これだけみんながハマるってことはきっと面白いんだろうなと思っていたぐらいだったんです。

　それが今は毎週、馬券を購入するようになって、ほんとによくウインズに行っています。実際の“馬券”が好きで、残しておきたいというのもあるんですよね。調教の映像を見るのがすごく好きで、１頭ずつ走り方が全然違ったりするし、勝手に“やる気ありそうだな”“なんか楽しそうだな”とかって想像しながら見ています。そのうちに調教の時計なども見るようになっていきました。

　初めはワイドが当たりやすいかなと思って、５頭ボックスとかにすることが多くて「ワイドう愛子」ってＢＳイレブンの番組内でも言われていたんです。最近は人気や自信によって単勝か複勝は必ず買ってから、ワイドで１、２点に絞ってという買い方が多いですね。

　穴馬を狙って結構、当たる時もあるんですよ。番組の司会を始めて間もない２０年のフェブラリーＳでは、調教映像を見てかわいいって思って最低人気のケイティブレイブを本命にしたら、みんなにすごい笑われて…。そしたら２着に来たんですよ！そんな経験から、時々すごく挑戦したくなって、攻めたい気分になることもあります。

　２年前（２２年）のホープフルＳでは、１４番人気ドゥラエレーデを本命にして的中しました。その年はワイド万馬券を当てることを目標にしていたので、最後の最後に達成することができて。あまりのうれしさにウインズで警備員さんに「どこで換金できますか？」って聞くふりをして「当たったんですよ！」って報告しちゃいました（笑）。

　さて秋華賞です。穴馬を狙いたい衝動にも駆られたんですが、チェルヴィニアに期待します。何と言ってもオークス馬。慣れない栗東に滞在した桜花賞は１３着に敗れましたが、今回は美浦での調整です。調教の動きも良く見えましたし、馬体も春以上に映りました。

　調教の良さではチェルヴィニア以上！？と思わせたのがミアネーロです。併せた桜花賞馬のステレンボッシュより手応えが楽で、タイムも優秀。最後まで本命にするか迷ったほどです。

　そして…どうしても買いたいのがラビットアイです。名前も気に入っていましたし、圧勝した未勝利戦が印象に残っていたんです。そしてノリ（横山典）さん！逃げでもしたらワンチャンあるかなと。あとは調教の動きも良く、お尻が小さくてかわいいコガネノソラも相手に加えます。ゴールドシップ産駒が好きなんですよね。馬券は単勝とワイドで。当たりますように！

　◆皆藤愛子（かいとう・あいこ）　１９８４年１月２５日生まれ、栃木県真岡市生まれ、千葉県四街道市育ち。血液型Ｂ。セント・フォース所属。早大第一文学部在学中の２００５年から、めざましテレビでお天気キャスターを務め、人気を博す。現在はＴＢＳゴゴスマ（月）、ＢＳイレブン競馬中継（土）などに出演のほか、ラジオやＣＭなどで活躍。趣味はバイオリン、フラメンコ、音楽鑑賞で特技は書道。

提供：デイリースポーツ