京都11Rの第29回
秋華賞(3歳GI・牝馬・芝2000m)は1番人気
チェルヴィニア(
C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分57秒1(良)。1馬身3/4差の2着に5番人気
ボンドガール、さらに半馬身差の3着に2番人気
ステレンボッシュが入った。
チェルヴィニアは美浦・
木村哲也厩舎の3歳牝馬で、父
ハービンジャー、
母チェッキーノ(母の
父キングカメハメハ)。通算成績は6戦4勝。
レース後のコメント
1着
チェルヴィニア(
C.ルメール騎手)
「すごく嬉しく思います。とてもいい競馬をしてくれました。いつもの通りGIを勝つのは難しいです。たくさんいい馬がいましたが、
チェルヴィニアは素晴らしい馬で、今日はいいポジションを取れましたし、ペースが速かったのもちょうど良かったです。スタートからいいポジションを取ることができて、ずっと自分のペースで走ることができました。冷静に走ったら最後はとてもいい加速をすることができます。前とは15馬身ぐらい離れていたと思いますが、こういうペースでゴールまで行くのは難しいですから、心配していなかったです。手応えはとても良かったですし、直線でスペースがあったとき、とてもいい反応をしてくれました。またGIレベルで勝てると思います。大きなレースに出たらまた応援してください。今日はありがとうございました」
2着
ボンドガール(
武豊騎手)
「やりたい競馬は出来ました。良い感じで走ってくれたと思います。勝ち馬は強かったですし、内が綺麗に開きましたからね。強いメンバー相手にしっかりと走ってくれて、立派な馬だと思います」
3着
ステレンボッシュ(
戸崎圭太騎手)
「スタートが上手くいったら前めで運ぶことを考えていました。ただスタートは出ていますが、その後が乗っていけず後ろから運ぶ形になりました。ですから切り替えて
チェルヴィニアの後ろに付けて運びました。動いてもと思いましたが動ける雰囲気ではありませんでしたので、そのまま進めました。直線に向いて伸びてくれましたが、追い切りで直線浮ついた感じがあり、それがレースに出た感じです」
4着
ラヴァンダ(
岩田望来騎手)
「とてもいい競馬ができました。課題のゲートもクリアしてくれました。いいポジションで、自分のタイミングで動くことができました。ただ前の馬が強かったです。まだまだ成長してくれる馬です」
5着
クリスマスパレード(
石川裕紀人騎手)
「返し馬に乗った時に具合の良さを感じました。落ち着きが今までで一番あっていい気合いがありました。スタートさえ決まればこの馬の競馬が出来ると思いました。勝つならこの展開と感じましたが、上位とは直線に向いての決め手の差が出ました。成長を感じましたし、大舞台でも動じないところがあります。まだ良くなりそうです。巻き返しができる馬だと思います」
6着
ミアネーロ(
津村明秀騎手)
「内枠の良い枠順で、勝ち馬を見ながらやりたい競馬は出来ました。上位の馬にはタフさで負けた感じです。4コーナーからはフラついて走っていました。こういう展開だと苦しくなりますね」
7着
タガノエルピーダ(
団野大成騎手)
「馬の具合はよくやりたい競馬はできました。ただメンバーが揃っていて展開的にも難しくなりましたが、今あの馬が出せるパフォーマンスはしてくれたと思います。またこれからだと思います」
8着
チルカーノ(
鮫島克駿騎手)
「馬のリズムを大事にと考えました。今日のポジションからの競馬は考えていました。ただ目の前に有力馬がいたので競馬はやりやすかったです。直線もその有力馬についていく感じでした。ただ離されてしまったので現状、力の差はあったと思います。現時点での力は出し切れました。未完成な部分が多いのでこれから先に期待しています」
15着
クイーンズウォーク(
川田将雅騎手)
「無事に終わってくれていると良いなと思います」
ラジオNIKKEI