ネオユニヴァース産駒の
ノーブルスカイ(牡3、栗東・
高柳大輔厩舎)が、
菊花賞(3歳牡牝・GI・芝3000m)でGIに初挑戦する。
ノーブルスカイは
父ネオユニヴァース、
母ホウショウワールド、母の
父Sky Classicの血統。父は03年の
皐月賞と
日本ダービーの覇者。
菊花賞で3冠を狙ったものの、距離の壁に泣き、
ザッツザプレンティの3着だった。種牡馬としては
ヴィクトワールピサ、
ロジユニヴァースなどのGI馬を輩出したが、現3歳が最終世代となる。
ここまで9戦2勝。今年1月に4戦目で初勝利。その後は8着、3着、4着、3着とワンパンチ足りないレースが続いたが、前走の1勝クラス(札幌芝2000m)で待望の2勝目を手にした。その後はリフレッシュを挟み、3冠最終戦にエントリー。登録頭数がフルゲートと同じ18頭だったため、無事にゲートインが叶った。さすがに重賞初挑戦がGIとあって簡単ではなさそうだが、楽しみなチャレンジといえる。
ネオユニヴァース産駒の
JRA・GI出走は、19年チャンピオンズCの
ウェスタールンド(9着)以来で約5年ぶり。仮に勝利となれば10年
有馬記念の
ヴィクトワールピサ以来で14年ぶりとなる。少しでも天国の父を喜ばせる走りを見せてほしい。