◆第37回
マイルCS南部杯・Jpn1(10月14日、
盛岡競馬場・ダート1600メートル、良)
秋のダートマイル王決定戦に15頭(
JRA6、岩手6、南関東2、兵庫1)が出走し、1番人気の
レモンポップ(牡6歳、
JRA美浦・
田中博康厩舎、父レモンドロップキッド)が逃げ切りで5回目のG1級制覇を飾った。このレース結果を受けて、現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げている元騎手の安藤勝己氏が14日に自身のX(旧ツイッター)を更新した。
昨年は2着以下に2秒差をつける大差勝ちだった
レモンポップだが、今年は3/4馬身差で何とかしのいだ形に。安藤氏は「
レモンポップ連覇は立派なんやがマッチレース当然って組み合わせで、走り自体は落ちてると感じたけどな」と指摘した。
また、2着に敗れた今年の
フェブラリーS覇者に関しても「そう思えば
ペプチドナイルはチャンスやったはずで、それでも交わせなかったあたりは地力の差」と分析。さらに「いずれにせよ、今秋のダート路線は世代交代濃厚って気がしてきた。中央勢と地方馬の差も決定的やね」と砂路線に異変を感じ取っているようだった。
スポーツ報知