スマートフォン版へ

【菊花賞】ヘデントール 距離の壁乗り越えられるポテンシャル秘めた配合 血統的にも心肺機能の高さに期待

デイリースポーツ
  • 2024年10月15日(火) 06時00分
 「菊花賞・G1」(20日、京都)

 19年に香港国際競走を取材した際、帰りの飛行機はほぼ満席状態。私は真ん中4列でも中の席だったのだが、奇遇にもインディチャンプで遠征していた生野賢一助手(音無厩舎)と隣同士になった。お疲れだったとは思うが、好奇心旺盛な私の質問にも親切に答えてくれて感謝。気がつけば、音無厩舎の定年解散が近づいてきたが、豊富な経験があり、人格者でもある彼ならどこへ行っても心配ないでしょう。

 彼は騎手時代、09年福島牝馬Sをブラボーデイジーで制しているが、私的にはヘデントールの祖母に当たるエンシェントヒルの印象が強い。ダート馬には珍しい“切れる”脚を使う牝馬で、現役時代はオープン特別を4勝。展開に左右されるため不発に終わることもあったが、ハマった時の切れ味は強烈で、毎度スリリングなレースぶりに魅了されていた。

 SS系ステイゴールドの軽さが加わった母コルコバードは、芝の中距離で5勝。19年阪神大賞典(10着)がラストランであったように、晩年は長距離適性も示した。その母とマッチングしたのが万能型ルーラーシップ。産駒はマイル〜長距離まで幅広く活躍しており、菊花賞は17年にキセキが制した。本馬は体形的に中距離型に思えるが、恐らく心肺機能はかなり高いはず。距離の壁を乗り越えられるだけのポテンシャルを秘めた配合だ。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す