◆第27回
富士S・G2(10月19日、中山・芝1600メートル)=1着馬に
マイルCS(11月17日、京都)への優先出走権
3歳マイル王の
ジャンタルマンタルが熱発により回避。それならば、実績馬の
ソウルラッシュ(牡6歳、栗東・
池江泰寿厩舎、父
ルーラーシップ)は4か月半ぶりでも負けられない。
前走の
安田記念(3着)は見どころがあった。成績が安定しているタイプだが、このG1に関しては22年13着、23年9着と崩れていた。今年は直線で力強く脚を使い、2着の
ナミュールとは鼻差。最後に甘くなったのは勝ちにいったぶんで、悪い内容ではなかった。
1週前追い切りは栗東・CWコースで6ハロン80秒9―10秒7の猛時計。休み明けでも結果を出している馬だが、これだけ動けていれば、仕上がりに不安はない。今回は
団野大成騎手が騎乗。読売
マイラーズCでは予定していた
松山弘平騎手が前日に落馬負傷したため、急きょの代打騎乗ながら勝利に導いた若手とのコンビ復活も魅力だ。(水納 愛美)
スポーツ報知