◆第27回富士S・G2(10月19日、東京競馬場・芝1600メートル=1着馬に
マイルCSへの優先出走権)=10月15日、栗東トレセン
中京記念で重賞初制覇を飾った
アルナシーム(牡5歳、栗東・
橋口慎介厩舎、父
モーリス)はBダートコースをゆったりと周回し、坂路を1本。翌16日の最終追いに備えた。「体が大きくなって、気持ちもフレッシュ。元気が有り余っているぐらいです」と五十嵐助手は状態の良さに目を細めた。
一気のメンバー強化に加え、6、6、5着と1度も馬券圏内のない東京コース。ベスト距離から1ハロン短いマイルと克服すべき課題は多いが、2歳時は
朝日杯FSで4着と早い時期から素質の片りんを見せていた。同助手は「良くなっている最中で、以前とは違う馬になっている。どんどん挑戦していきたいですね」と力を込めた。
スポーツ報知