隔年Vを狙う
セリフォス(牡5=中内田)は坂路単走で鋭く伸び、ラスト1Fは16日の最速となる11秒6の好時計をマークした。手綱を取った藤岡は2年前に当レースVに導いて以来のコンビ。「抑えるところは抑えて、しまいはしっかりと伸ばすようにメリハリをつけた」と説明し、「2年前の追い切りが今でも記憶に残っている。真一文字とはこういうことか!という動きだった。その時と比べると…ね」と
ジャッジ。続けて「休み明けでG1の前哨戦として、ちょうどいい」と見通しも口にした。
3年連続で参戦した前走の
安田記念は5着。後方から力強く脚を伸ばした。福永助手は「得意な馬場状態(やや重)ではなかったが頑張っていた。放牧でリフレッシュし、順調に追い切りを消化。結果を出して次につなげたい」と力を込める。走り慣れた府中マイルで復活Vを狙う。
スポニチ