長距離戦を得意とする友道厩舎の
メリオーレムが急上昇。芝コースでの最終追いは僚馬
アドマイヤテラを2馬身追いかけて併入した。6F83秒2〜1F11秒5は派手な時計ではないが、余裕綽々(しゃくしゃく)な脚取りに充実ぶりが見てとれる。石橋助手は「1回使った方がいいタイプで
神戸新聞杯(5着)を挟んだが、思った通り馬体に張りが出た。メンタルもピリッとしてきて、いい方向に向いている。いい準備ができた」と上積みを強調する。
厩舎の先輩でもある父
シュヴァルグランは3000メートル超の長距離戦で【1・3・1・0】と馬券圏内を外さなかった。「操縦性の高さを生かして京都3000メートルでフルに力を発揮してくれれば」と距離延長はドンと来いだ。前走は雨馬場の影響で切れ味がそがれただけに「良馬場が希望。週末の天気だけが心配。どこまで雨が残るのか…」と空模様を気にしていた。
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