【大いに気になる】南関東2歳戦線に新星が誕生した。道営から移籍した
スマイルマンボ(牡2=坂井、父
デクラレーションオブウォー)が17日、大井4Rで圧巻の“南関デビュー”を飾った。
道中は2番手で折り合いバッチリ。直線で矢野の
ゴーサインに瞬時に反応して先頭に躍り出る。残り100メートルからは完全な独り旅。9月のS3
ゴールドジュニアを制した
ランベリーに7馬身差をつけて悠々ゴールを駆け抜けた。
矢野は「初めての一周競馬でも落ち着いていたし、瞬発力が凄い。まだまだ奥がある」と絶賛した。昨年のサマーセールで1540万円で落札。当時、負傷療養中だった矢野は中継でセリの様子を見ていたという。そのこともあって道営所属時から
スマイルマンボの走りをチェック。「能力を感じていた」と明かした。
坂井師も同馬の素質を見抜いていた。道営では【1・1・0・0】。派手な戦歴ではなかったが「基本的にはおとなしいが、ふとした時にスイッチが入る。でも走る馬にはそういうところがある。だから、かなり期待している馬」と声を弾ませた。
次走は11月6日のS1
ハイセイコー記念を予定。勝ち馬にはその後も活躍した馬が多く、いわば名馬への登竜門だ。偉大な先輩たちに続くことができるか。スター候補の走りに乞うご期待!
スポニチ