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天皇賞・秋」(27日、東京)の1週前追い切りが17日、東西トレセンで行われ、年内引退が決まっている
ドウデュース(牡5=友道)が
武豊を背に栗東CWコースで超抜の動き。集大成の秋に向けて万全な態勢を築き上げている。
5馬身先行した
ジュンライデン(2歳1勝クラス)、
アドマイヤビルゴ(7歳オープン)を追走し、抜群の手応えで直線へ。並ぶ間もなく僚馬を抜き去り、最後は独走。5馬身ちぎって6F79秒9〜1F11秒0の好時計をマークした。
武豊は「相変わらずいいね。時間帯的に馬場も重たかったけど、やっぱり普通じゃない。来週が楽しみ」と笑みがこぼれた。今年は
ドバイターフ5着、
宝塚記念6着。「人馬ともにモヤモヤがたまっている。今度こそ結果を出したい」と力を込め、脱鞍中のアク
シデントによる負傷で急きょ当日に乗り替わりとなった昨年を念頭に「今年は気を付けて脱鞍したい」と締めくくった。
見守った友道師は「ひと回り大きくなった感じがする。季節の問題か、春は凄かった馬っ気も出ていない。動きも問題なかった。2000メートルぐらいがベストだと思っている」とこちらも笑顔。秋初戦から全開の構えだ。
スポニチ