「アイビーS」(19日、東京)
思い入れの強さが伝わってくる。1週前の美浦で見慣れない姿を発見。アイビーSに出走する
ショウナンサムデイの追い切りに騎乗するために訪れた
池添謙一騎手(45)=栗東・フリー=だ。「しっかりやって動きは良かったです」と好感触を伝えた。
ショウナンサムデイの母はG1・2勝馬
ショウナンパンドラ。池添とともに15年
ジャパンCでVをつかんだ。その子どもだけに「2戦目で血統の良さが出てくれました。ここでどんなレースをしてくれるか楽しみです」と力が入っている。
管理する
奥村武師も期待を寄せる。今週の追い切りは美浦Wで併せ馬を行い、古馬相手に手応え優勢で併入と軽快な動きを見せた。師は「
バランスのいい走りをしますね」とセールスポイントを挙げた上で、「まだこれからの馬だけど、いいものを持っています」と素質の高さを買っている。
今回の舞台は母が世界の強豪を打ち負かした東京競馬場。この一戦で存在感を示し、さらなる高みに向かうための
ステップとする。(デイリースポーツ・小林正明)
提供:デイリースポーツ