10月19日の京都5R・2歳新馬(芝1400メートル=14頭立て)は、7番人気の
アクルクス(牡、栗東・
池添学厩舎、父
イスラボニータ)がV。勝ち時計は1分22秒7(稍重)。
ゲートを五分に出て、中団のインで折り合って脚をためる。直線に向いて少し外に出し、なかなか手前を替えずフラフラしていた。大跳びでスッと反応できないが、馬場を苦にせず残り100メートルを過ぎて、粘る
ヒラボクカレラ(3着)を交わし、後続に2馬身差をつけてゴールした。
藤懸貴志騎手は「
テンションが今後の課題になりますね。上手に馬群で競馬して、最後までしっかり脚を使ってくれて、競走馬としてはホントに言うことないです。よく頑張ってくれました」と笑顔が弾けた。
池添学調教師は「当初1800ダートを予定していましたが、追い切るうちに芝でもやれそうと感じていました。(9日の追い切りに騎乗した)幸騎手も『切れのある動き』と。4R(ダート1800メートル)を除外されて芝を使いました。普段はおとなしいんですが、パドックでは気が入ってましたね。返し馬もグイグイでした。十分乗り込んでましたし、(雨で)こういう馬場も良かったかもしれません」と経緯を明かした。
スポーツ報知