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【POG】母アーモンドアイ、アロンズロッドが来週デビュー(美浦発)

デイリースポーツ
  • 2024年10月19日(土) 14時02分
 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 さて先週の振り返りですが、14日の東京芝1800mの新馬戦ではデンクマール(牡、田中博)が強い勝ち方を見せてくれましたね。母が牝馬クラシックで活躍したリリーノーブルで、良血にふさわしいパフォーマンスを見せてくれたと思います。540キロ超という大型馬。このまま無事にキャリアを積んでいってほしいですね。

 13日の東京芝1400mの新馬戦ではレモンバーム(牝、嘉藤)が上がり33秒9で差し切り勝ちを決めました。兄姉が堅実に活躍している血統ですし、まだまだこれから良くなりそうですね。楽しみです。

 14日の東京ダート1400mの新馬戦はベンヌ(牡、久保田)がV。先手を取って直線で後続を引き離す強い内容でした。2着以下の上位馬が後方組だけに価値がありますね。次走はオキザリス賞(11月9日・東京、ダート1600m)の予定。

 14日の新潟ダート1800mの新馬戦を勝ったのはスワッガー(牡、武市)。好位からしぶとい伸び脚を見せましたね。「(活躍するのは)まだ先だと思った」と丸田Jも話していましたし、今後さらに良くなってきそうですね。

 さて、来週26日にはいよいよアロンズロッド(牡、国枝、父エピファネイア母アーモンドアイ)がデビューしますが、調教パートナーのアマキヒ(牡、国枝、父ブラックタイド母アパパネ)も27日の東京芝2000mにスタンバイ。鞍上は短期免許で来日するC・デムーロ。楽しみですね。同レースにはビリングス(牡、手塚、父フィエールマン母トレジャーステイト)、ロジャリーマイン(牝、久保田、父エピファネイア母マリアライト)など注目馬も予定。前者がルメール、後者は川田が騎乗予定となっています。

 フォーエバーヤングの異父妹ブラウンラチェット(牝、手塚)はアルテミスS(26日・東京、芝1600m)を予定。ファイアンクランツ(牡、堀)は美浦に帰厩し、東スポ杯2歳S(11月16日・東京、芝1800m)へ向けて調整を開始しました。そして今週のアイビーSは予想通り好メンバー。クラシックにも直結しそうですし、大注目です。(馬サブロー美浦支局・木村)

提供:デイリースポーツ

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