こんにちは、エクアです。今年の
菊花賞は全馬にとって未知の距離。長距離レースは施行数が少なく、他の距離と違う戦略・戦術が求められます。
菊花賞への「適性」に関しては血統や経験も絶対と言えず、重賞馬と条件馬を同じテーブルで論じることもできます。適性のない重賞馬より適性のある条件馬が強い可能性も十分ある。人気も“見込み”を含む序列ですね。
以上の事情もあり、春2冠馬のような絶対的な存在がいない年の
菊花賞は特に、出走馬の陣営が目の色を変えます。ガチの仕上げで下克上を目指すのです。今年は好仕上がりの馬が目立ち、心浮き立ちますね。長距離レースが昔ほど権威がないのは事実ですが、菊の面白さは不滅です。
◎
アドマイヤテラ。
前走2勝クラスVから
菊花賞で馬券になった馬は過去10年で5頭います。うち2頭、17年3着
ポポカテペトルと18年3着
ユーキャンスマイルは
アドマイヤテラと同じ友道厩舎。「成長している。距離も歓迎」と友道師。手応えがあっての挑戦だと思います。
騎乗する
武豊ジョッキーは
菊花賞を「騎手の駆け引きもあって、乗っていて面白いよ」と評しています。馬の力だけでなく、人馬の呼吸や折り合い、仕掛けどころ、コース取りの工夫の余地が大きい。
アドマイヤテラについては「チャンスがある馬」と語っています。実績の不足を埋める戦術は幾通りも考えられているはず。
アドマイヤテラの菊への適性と名手の戦術が格上をしのぐ。そんな未来図を描きつつレースを見守ります。
パカラッチェ!(V
チューバー)
▼エクアの印
◎(17)
アドマイヤテラ○(4)
ダノンデサイル▲(16)
ヘデントール☆(13)
アーバンシック△(1)
ピースワンデュック△(7)
ビザンチンドリーム△(14)
メリオーレム△(15)
エコロヴァルツ
スポニチ