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【菊花賞】「内枠が仇になった」1番人気の誤算を安藤勝己氏が分析 「いち早く勝負懸けた」武豊の手腕を称賛

スポーツ報知
  • 2024年10月20日(日) 17時22分
◆第85回菊花賞・G1(10月20日、京都競馬場・芝3000メートル、良)

 3歳クラシック最終戦は牡馬18頭によって争われ、クリストフ・ルメール騎手が騎乗した単勝2番人気のアーバンシック(美浦・武井亮厩舎、父スワーヴリチャード)が制覇。このレース結果を受けて、現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げている元騎手の安藤勝己氏が20日に自身のX(旧ツイッター)を更新した。

 安藤氏自身もザッツザプレンティで03年菊花賞を勝っている経験から「ワンツースリーまで全部お手馬。そんな中で勝ち馬を選んどるルメールは流石やし、ダノンデサイルが走らなければどれが勝ってもおかしくない組み合わせを制すあたりも手腕」とアーバンシックを選んだ鞍上の判断を称賛。さらに「馬は精神面が成長して、ポテンシャルを活(い)かせるようなった」と春とは違う印象を受けたようだ。

 また、2着に健闘したヘデントールに関しては「テンション考えればよう来た2着」と指摘。3着に入ったアドマイヤテラは「淀の武豊。今日とにかく乗れてたし、ペース勘でいち早く勝負懸けた」と今週の京都で6勝を挙げたベテランの手腕をたたえた。

 1番人気のダービー馬ダノンデサイルは6着どまり。「ゲート入れる前にまたボロして、いい意味で余裕、個性としてズルさがある」と指摘。続けて「折り合いついたところでどんどん前に入られて内枠が仇(あだ)になった。促さないと動かないから、展開的にこんな負け方も分かる」と分析した。

スポーツ報知

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