今週のメインは東京で行われるG1「第170回
天皇賞・秋」(27日)。前走G1勝ちの馬は不在だが、好メンバーがそろった。
ドウデュースは2走前の
ドバイターフが不完全燃焼に終わって5着。重馬場に苦しんだ前走の
宝塚記念は6着。持てる力を出し切れなかった印象だ。昨年末の
有馬記念を制した底力は現役屈指。昨年の
ジャパンC(4着)は
イクイノックスに敗れたが、同期の天才はターフを去った。休み明けでもここは譲れないタイトルとなる。
女王
リバティアイランドも3月
ドバイシーマクラシック(3着)以来の復帰戦を迎える。中間の攻めには目を見張るものがある。東京では
オークスを圧勝、
ジャパンCで
イクイノックスの2着に入った。休み明けでもきっちり仕上げてくる中内田厩舎。好勝負必至だ。
ベラジオオペラは今春
大阪杯Vから
宝塚記念3着と着実に力を付けている。昨年2着
ジャスティンパレス、重賞2連勝中と勢いのある
レーベンスティールは鞍上のルメールが何とも頼もしい。
秋華賞、
菊花賞に続く3週連続G1Vに挑む。昨年のクラシック戦線をにぎわせた
タスティエーラや
ソールオリエンスなども楽しみな存在だ。
スポニチ