マイルCSの前哨戦であると同時に、
スプリンターズSからの間隔も中3週と適当なので、ス
プリント路線を主戦場にする馬たちによる秋の目標レースという側面も持つ。各馬の適性も思惑も様々なので、20年は単勝140倍超の
カツジが勝利、昨年は10番人気の
ウイングレイテストが勝利、一昨年は2桁人気馬が2・3着に激走するなど中々すんなりとは決着しないレースになっている。
1.前走GI組が強い
過去10回で、前走がGIだった馬は[4-4-4-31]で複勝率27.9%。次に勝ち馬が多い前走GIIIの馬は[3-1-3-35]で複勝率16.7%なので、好走率は圧倒的に前走GI組が高い。
2.間隔は開きすぎずゆったりが良い
前走からの間隔が中9週から24週の馬は[4-5-7-37]で複勝率30.2%と最も成績が良い。次に良いのは[4-1-2-33]で複勝率17.5%の中4-8週。詰め過ぎても開きすぎてもここからは成績が下がる。
3.距離短縮組が優勢
直近10回で、今回が距離延長となる馬は複勝率10.5%、前走も1400mだった馬は複勝率17.6%なのに対し、距離短縮組は複勝率25.0%。
ウインカーネリアンは前走が
安田記念で14着と惨敗しているが、今回が距離短縮で中20週。上記の好走条件は満たしている。実績もここでは上位で、好走確率は高そうだ。