「
天皇賞(秋)・G1」(27日、東京)
秋の古馬3冠初戦にG1馬6頭を含む、現役トップクラスが集結した。なかでも、現役最強の座を狙うG1・V3の
ドウデュースと、3冠牝馬
リバティアイランドの激突は要注目だ。ただ、データ班が導き出した答えは、G1未勝利の
レーベンスティール。重賞連勝の勢い&絶好調ルメールの手綱で一気の頂点奪取を支持した。
▼傾向(過去10年)
ジャパンC-
有馬記念へと続く秋の古馬王道G1ロードの初戦。
▼人気
1番人気〈7・1・1・1〉
2番人気〈1・2・2・5〉
3番人気〈1・1・1・7〉
4番人気〈0・1・1・8〉
5番人気〈1・1・0・8〉
1番人気の信頼度はかなり高く、勝ち馬全頭が5番人気以内。近年は平穏傾向となっている。
▼
ステップ 宝塚記念〈2・3・2・11〉
安田記念〈2・2・1・3〉
ダービー〈2・0・1・2〉
札幌記念〈1・2・1・17〉
毎日王冠〈1・1・4・34〉
京都大賞典〈1・0・0・11〉
オールカマ〈1・0・0・17〉
以上が勝ち馬輩出
ステップ。勝ち馬全頭が同年5月以降のG1かG2戦から参戦。
▼前走内容
勝ち馬9頭が3着以内。また、同じく9頭が2番人気以内に支持されていた。
▼性齢
3歳馬〈2・0・2・7〉
4歳馬〈3・6・4・31〉
5歳馬〈5・4・4・36〉
6歳馬〈0・0・0・26〉
7歳以上〈0・0・0・21〉
6歳以上馬は苦戦。牝馬は〈2・1・3・10〉とまずまず。
▼所属
美 浦〈8・2・5・39〉
栗 東〈2・8・5・82〉
勝利数、勝率ともに美浦所属馬が圧倒。
▼実績
勝ち馬8頭にG1での勝利経験があった。
▼コース実績
勝ち馬8頭に東京芝での重賞勝ちがあった。
▼決め手
逃 げ〈0・1・2・7〉
先 行〈5・3・2・29〉
差 し〈5・4・2・48〉
追 込〈0・2・4・37〉
勝ち馬8頭が前走でメンバー2位以内の上がりをマークしていた。
▼注目馬 全項目をクリアした馬はゼロで、唯一の減点1が
レーベンスティール。重賞連勝の勢いそのままに、悲願のG1奪取へ突き進む。(記録室)
提供:デイリースポーツ