「新馬戦」(26日、東京)
G1・9勝の名牝
アーモンドアイの初子
アロンズロッド(牡2歳、父
エピファネイア、美浦・国枝)が、土曜東京5R(芝1600メートル)でついにベールを脱ぐ。
超良血馬ゆえ、ここまでの道のりは慎重に慎重を重ねてきた。当初は8月の新潟でデビュー予定だったが、出走態勢が整わなかったため放牧へ。福島県のノーザン
ファーム天栄で再調整され、9月28日に帰厩した。
今月3日に美浦坂路で初時計を記録すると、そこから同Wで長めから計5本の追い切りを消化した。1週前には母の主戦も務めたルメールが騎乗して、6F82秒3-37秒5-11秒6と上々の時計をマーク。併せ馬で軽快な動きを披露した。
5月15日以来、久しぶりに騎乗したルメールは「すごくいい子ですね。おとなしいし、乗りやすい。フットワークもすごくいい」と成長を感じ取った様子。母に似ているところを問われると「メンタルは一緒。すごく冷静に仕事をやりますね。
エピファネイア(産駒)はたまに
テンションが上がってくるけど、彼は静かでした。母のいいところをもらいましたね」と明るい表情を見せた。
推定体重は480キロ。国枝師は「順調には来ている。性格?常識にかかった馬で前向きだよ。まあ、ジョッキーが乗ってみてだな。手応えを感じてくれれば」と期待の弁。23日の最終リハに注目だ。
提供:デイリースポーツ