10月21日にJBC競走(11月4日・
佐賀競馬場、
門別競馬場)の選定馬および補欠馬が決定し、発表されている。ちょうど1週前のタイミングということで、各競走に出走予定の馬が今朝23日、レースに向けた追い切りを行っている。
JBCクラシック(佐賀ダート2000m)へ出走予定の
ノットゥルノは
武豊騎手を背に、CWで3頭併せ。
イーグルノワール、
ダノンフェルゼンの2頭が先行するところを最後方から追走していたが、道中のラップはかなり速い。そんなこともあって、最後の直線に向いたところでは前にいた2頭が伸びあぐねていたが、
ノットゥルノは楽々とゴールを目指す。
ラスト1F標識手前では先頭に立って、あとは突き放す一方。時計は6F78.5〜5F64.9〜4F51.7〜3F37.6〜2F24.0〜1F12.1秒。さすがにゴール前は1頭だったこともあり、少しふわふわした感じに見えたが、それだけ余裕があったということだろう。
JBCスプリント(佐賀ダート1400m)への出走を予定している
シャマルは
川須栄彦騎手が跨って、単走での追い切り。向正面から行きっぷりが良くて、速いラップを刻んでいく。そんなこともあって、最後の直線も同じようなスピード感。ジョッキーがステッキを抜く場面もあったが、一杯になっているというよりも同じ速度を持続させている感じ。
時計は6F79.1〜5F64.9〜4F51.1〜3F37.3〜2F24.4〜1F12.6秒。休み明けの前走よりもCWでの追い切り負荷が強化されていて、このレースを目標に着々と仕上げにきたという感じがする。
(取材・文:井内利彰)