勢いはダテじゃない。3連勝中の
クランフォード(牝3=杉山晴)は坂路単走で4F53秒4〜1F12秒3をマークした。杉山晴師は「スイッチが入り過ぎないように。ス
トライドが伸びていい状態」と仕上がりに満足げ。1週前にCWコースで7F97秒6〜1F11秒5と長めに攻めており、調整過程に関して文句なしだ。
伸びしろたっぷりの3歳牝馬。3連勝した内容はもちろん、勝ち時計も素晴らしい。前走の豊明Sは前半3F33秒0のハイペースを2番手から抜け出し、1分19秒0のコースレコードで駆け抜けた。前走から約2カ月、きっちり間隔を空け、ここは狙い澄ました一戦。師は「この馬の良さはポテンシャルの高さ。53キロも魅力だし、楽しみ」と期待十分に送り出す。舞台は3戦2勝の京都で、芝7F戦も5戦4勝と相性がいい。重賞初挑戦Vのシナリオは整っている。
スポニチ