スマートフォン版へ

【天皇賞】リバティアイランド 弾丸デモ アーモンドアイ以来の牝馬Vへ 7カ月ぶりでも緩慢さ皆無!休養効果でパワーUP

デイリースポーツ
  • 2024年10月24日(木) 06時00分
 「天皇賞(秋)・G1」(27日、東京)

 決戦に向けて万全の態勢を整えた。ドバイ遠征以来、7カ月ぶりの実戦復帰となるリバティアイランドは23日、栗東CWで最終リハ。牡馬顔負けの豪快アクションでさらなるパワーアップを印象づけた。昨年の3冠牝馬-3連敗は許されない。G1初Vを狙うレーベンスティールは美浦Wの一番時計をマーク。重賞連勝中の勢いを見せつけた。栗東坂路のジャスティンパレスも活気十分の走りで戦闘準備はOKだ。

 メンバー唯一の牝馬だが、牡馬顔負けの絶好アクションを見せつけた。昨年の3冠牝馬リバティアイランドは、単走馬なりながら弾丸のような迫力と勢いをまとい、栗東CWを豪快駆け。全体時計こそ6F85秒5と軽めだが、ラスト1Fは11秒3の好タイムを計時。7カ月ぶりでも緩慢さは全く感じさせなかった。

 「先週、(川田)ジョッキーに感触を確かめてもらったので今回は調整程度でしたが、体もしっかりしてきて、走りにも重厚感が出た。一つ、二つ成長している」と中内田師は、一段とたくましさが増したことを強調する。ドバイシーマC3着後、右前脚の種子骨靱帯に軽度の炎症が確認されたため、しっかりと休養を取って体を休めた。回復してからは時間をかけて調整してきたが、休養の効果で馬体がさらに成長。まさに、けがの功名と言っていいだろう。

 頼れる主戦も無事に今週復帰する。先週、土曜東京3Rのゴール後に落馬負傷し、その後は乗り代わりとなった川田だが、共同会見に出席して「こうして会見に出られるほどですから、大丈夫です」と笑みを交えながら心配無用をアピールした。最終リハはしっかりと自分の目で確認。「とてもいい雰囲気で馬場に入っていきましたし、その後のリズムもとても良かった。直線もいい雰囲気でしたし、見た目的に、いい状態だと感じました」と合格点を与えた。

 昨年の秋華賞を勝って以降は2連敗を喫しているが、ジャパンCは怪物イクイノックスの2着、ドバイも初の海外で3着なら評価を落とすものではない。「ここで素晴らしい走りを皆さんにお届けできればと思って準備してきている。当日、彼女を全力で応援していただければ」と、ファンの後押しを呼びかけた川田。アーモンドアイ以来の牝馬Vを成し遂げ、現役最強を証明してみせる。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す