今週の
武豊騎手は土曜が京都で4鞍、日曜が東京で6鞍の計10鞍に騎乗する。
日曜東京11Rの
天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)では
ドウデュース(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)に騎乗する。21年の
朝日杯FS、22年の
日本ダービー、昨年の
有馬記念の覇者。今年は
ドバイターフが5着、
宝塚記念が6着だが、前者は直線で前が壁になる不利があったので参考外。後者も道悪が堪えたもので決して力負けではない。当然、ここは本領発揮が求められる一戦となる。
武豊騎手は昨年の
天皇賞(秋)でも
ドウデュースに騎乗予定だったが、レース当日に負傷したため、
戸崎圭太騎手に手綱を託す形となった(結果は7着)。あれから1年、当時の悔しさを晴らし、歴代最多タイとなる
天皇賞(秋)の7勝目となるか。その手腕に注目だ。
また、土曜京都11Rのスワンステークス(3歳上・GII・芝1400m)では
オフトレイル(牡3、栗東・
吉村圭司厩舎)と4戦ぶりにコンビを組む。今年の
ラジオNIKKEI賞の覇者。さすがにGIIでは家賃が高いかもしれないが、1400mへの距離短縮はプラスだろう。88年の
シンウインド以来、36年ぶりの
スワンS制覇となれば、
武豊騎手にとって同一重賞最長ブランクV。レジェンドらしい珍記録達成を期待したい。
■今週の騎乗馬
26日(土)京都
1R・
キョラムン2R・
シュパネントウィル9R・
ラッジオ11R・
オフトレイル27日(日)東京
2R・
ナクライト4R・
アールオブケント6R・
ドリームクルーズ9R・
ラファドゥラ10R・
ブシン11R・
ドウデュース