◆ミクストベリーズ(24日・石渡)

　ミクストベリーズ(牡2歳、美浦・伊藤圭、父イフラージ、母トゥウィンクルベリー)が入厩。本日、美浦坂路で4F56秒1-40秒4-12秒6をマーク。これが2本目の時計だが、併走馬を手応えで圧倒し、余裕を持ってフィニッシュした。素軽さ十分のフットワークは好印象。今後の動向に注目したい。

◆エイシンワンド(24日・紺谷)

　京王杯2歳S(11月2日・東京、芝1400m)を予定するエイシンワンド(牡2歳、栗東・大久保)が、栗東坂路で幸を背に1週前追い切りを消化。4F50秒8-11秒9(仕掛け)の好時計で力強く駆け上がってきた。小倉2歳S1着以来となるが、仕上がりは上々だ。

◆タイヨウノキセツ(24日・森元)

　タイヨウノキセツ(牡2歳、美浦・高柳瑞)が、美浦Wで5F70秒7-11秒7(仕掛け)。単走で数字は地味だが、実戦を経験したことで雰囲気はグンと良くなっている。14日の新馬戦は相手が強過ぎて2着に敗れたが、次は順当に勝ち上がれそうだ。

◆スリールミニョン(24日・安里)

　ききょうSでは大外からゴール前できっちり差し切ったスリールミニョン(牝2歳、栗東・高橋康)は、ファンタジーS(11月2日・京都、芝1400m)へ向かう。「新潟2歳Sで我慢をさせたことが生きましたし、使うごとにレースを覚えてきた。このレースを目標に逆算して入厩。相変わらず前向きな走りをしています。前走の感じならマイルでもいけそうですが、現状は千四がベスト。のちの大舞台へ向けて好レースを期待」と西岡助手も今後を見据えている。

◆ヴーレヴー(24日・浜口)

　先日のりんどう賞で2勝目を挙げたヴーレヴー(牝2歳、栗東・武幸)がこの日、栗東CWで6F79秒4-12秒0の好タイムを記録。一段とスピードの乗りが良くなり、四肢の運びにも滑らかさが出てきている。充実感が漂っており、次走予定のファンタジーS(11月2日・京都、芝1400m)でも期待できそうだ。

◆マイクインダム(24日・竹村)

　マイクインダム(牝2歳、栗東・中内田、父ロードカナロア、母マニーズオンシャーロット)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。テンはゆっくりと入って、しまいを伸ばす内容だったが、リズムのいいフットワークで脚さばきには非常に素軽さがあった。6F86秒8-11秒9と時計は目立たないが、ゴール前はスピード感十分の走り。順調に調教ピッチは上がっている。当歳セレクトセールで1億7600万円(税込み)の値がついた高額馬。デビューが楽しみだ。

◆エイシンワンド(24日・堀尾)

　小倉2歳Sの覇者エイシンワンド(牡2歳、栗東・大久保)は予定通り京王杯2歳S(11月2日・東京、芝1400m)へ参戦する。「使い込まない方がいいタイプなので、いいタイミングで休養が取れた」と師はローテを歓迎。「掛かって行くタイプではないので距離は大丈夫そう」と1F延長も不問の構えだ。鞍上は引き続き幸。

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提供：デイリースポーツ