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【天皇賞(秋)予想】今年も好勝負必至か 総合力が問われる“秋の盾”

  • 2024年10月27日(日) 06時35分
 東京競馬場の芝2000mを舞台にした伝統あるレース。ここからジャパンC有馬記念へと向かう馬と、マイルCSへ向かう馬が顔を揃えることが多く、毎年のように好勝負が繰り広げられている。東京競馬場芝2000mコースは2コーナー奥の引き込み線からスタートしてコーナーを3つ回るコース。前半から淀みないラップとなることが多く、そうしたペースへの対応力と、持続力が求められるコースだ。

 ◎ジャスティンパレスは昨年の天皇賞(秋)2着馬。このときは、やや出遅れ気味のスタートだったが、慌てることなく後方で脚を溜め、最後の3ハロンはレコードタイムで駆け抜けたイクイノックスを上回る脚を見せた。半兄に人気種牡馬パレスマリスを持つディープインパクト産駒で、遠征したドバイシーマクラシックでは3着リバティアイランドからクビ差の4着。前走の宝塚記念は馬場に泣かされたとの事で、あの一戦だけで評価を下げられない。

 〇リバティアイランドは昨年の三冠牝馬。秋華賞のあとはジャパンCへと向かいイクイノックスから4馬身差2着。年長のスターズオンアースドウデュースなどに先着している。前走のドバイシーマクラシックシャフリヤールに先着を許す3着だったが、ジャスティンパレスには先着を果たしている。操作性の良さから長い距離もこなすが、本質的には短めの中距離馬ではないかと判断しており、この舞台を味方にして欲しい。

 ▲レーベンスティールオールカマー優勝馬。東京コースは[2-1-0-0]と得意にしており、デビュー戦でソールオリエンスの2着しているほかエプソムCを楽勝している。速いペースでも無理せずに付いていけるスピードとゴール前での瞬発力が武器。ここまで大事に使われて来たが、その甲斐あって本格化の印象を受ける。引き続きルメール騎手が手綱を取るのは心強い。

 △ベラジオオペラ大阪杯優勝馬で、宝塚記念3着だから中距離のトップホースだ。そのキャリアの中で大きく崩れたのはハイペースに巻き込まれた皐月賞のみ。先行力を生かせる枠を味方にしたい。

 皐月賞に勝って日本ダービー2着、宝塚記念2着△ソールオリエンスと、GI競走3勝の△ドウデュースも無視はできない。

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