今週も引き続き「東京・京都・新潟」の3場開催。

　3歳勢による頂上決戦が終わり、秋のGIシリーズ舞台は、いよいよ東京競馬場へと移ります。そんな今週は中距離頂上決戦・天皇賞(秋)(GI・東京・芝2000m)が行われます。

　昨年は4歳イクイノックスが連覇を達成、有力メンバーによる混戦を圧勝で制しました。しかし同馬はすでに引退、今年は新たな秋の王者を決める一戦となります。もちろん今年もメンバーは、GI馬を中心に豪華に揃っています。果たしてどんな結果が待ち受けているのでしょうか。

　それでは出走予定馬を確認しておきましょう。

　まずは昨年の3歳牝馬三冠馬リバティアイランド(牝4・栗東・中内田充正厩舎)。今年はドバイシーマクラシック3着しか使っていない7か月の休養明けとなりますが、ポテンシャルは疑うところなし。今年の主役はアーモンドアイ以来の牝馬となるのでしょうか。

　続いて、GIIIエプソムC・GIIオールカマーを連勝してきたレーベンスティール(牡4・美浦・田中博康厩舎)。こちらは天皇賞(秋)が相性抜群のC.ルメール騎手を背に出走。数多く出走するGI馬たちのなかに入っても遜色ない1頭です。

　さらには昨年同レースでは2番人気7着と振るいませんでしたが、後のGI有馬記念で1着となっているドウデュース(牡5・栗東・友道康夫厩舎)。今年のGI大阪杯勝馬ベラジオオペラ(牡4・栗東・上村洋行厩舎)。前走GI宝塚記念2着で復活の兆しを見せたソールオリエンス(牡4・美浦・手塚貴久厩舎)。昨年このレースで2着だったジャスティンパレス(牡5・栗東・杉山晴紀厩舎)。

　ほかにも一昨年このレース3着だったダノンベルーガ(牡5・美浦・堀宣行厩舎)は、昨年のモレイラ騎手から今年はC.デムーロ騎手に替わっての参戦となります。もちろんほかにも有力候補はズラリ。かなりワクワクするメンバー構成となりました。

　こんな難解レースでこそチェックしておきたいのがnetkeibaオリジナル『調子偏差値』。調子偏差値とは、出走馬の調子を偏差値化、ランキング順でも表示できる予想ツールです。簡単には拾えない一変する可能性の高い人気薄、危険な人気馬も察知。さらに、調子が上がっている馬は「急上昇」マークでピックアップしてくれる馬券作戦の心強い味方です！

　それでは10月25日(金)に出た『天皇賞(秋)』の調子偏差値速報をお届けしましましょう。

　まずは1番人気が予想されるリバティアイランドは、偏差値75で堂々の1位となっています。これは昨年のオークス、秋華賞、ジャパンCのときと同値。今回は休み明けとなりますが、数字自体は不安なしといえるでしょう。

　対して、2番人気が予想されるレーベンスティールは偏差値60での10位となっています。一見低い順位ですが、この馬も近走連勝の際も58.59という数字でした。今回も大きな問題はないのかもしれません。

　さらに、現在3番人気が予想されているドウデュースは、偏差値75でリバティアイランドに次ぐ2位となっています。この馬は常に高い数字を出しているので、今回も能力を十分出せるような状態といえそうです。

　今回、上位人気勢はそれぞれいい数字を出しています。あとは偏差値が伸びているなかから穴馬が出るのかも…。気になる馬はけっこういます。

　さて、あなたの本命馬はどんな偏差値なのか？ この機会に『調子偏差値』を参考にしてみてはいかがでしょう。

　なお日曜日・京都11RカシオペアS(L・芝1800m)の調子偏差値は、無料でご覧いただけます。※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。