日本軽種馬協会は26日、2020年の
凱旋門賞など仏G1・3勝を挙げた
ソットサスの導入を発表した。
ソットサスは父
Siyouni、
母Starlet's Sister、
その父Galileoという血統。全弟に今年の
日本ダービー3着馬で
凱旋門賞に挑戦した
シンエンペラーがいる。
ソットサスは18年8月に競走馬としてデビュー、翌19年にC.デムーロ騎手とのコンビで仏ダービー(ジョッケクルブ賞)をレコードで制した。
同年秋の
凱旋門賞では
ヴァルトガイスト、
エネイブルに次ぐ3着。翌20年のガネー賞でG1・2勝目を挙げ、2度目の挑戦となった
凱旋門賞で見事勝利を果たした。通算成績は12戦6勝(重賞4勝)。
21年にアイルランドの
クールモアスタッドで種牡馬入りし、初年度は132頭と交配。その初年度産駒は今年デビューしており、8頭が勝利を挙げている。
また、日本軽種馬協会は
サブノジュニア、
レッドベルジュールの導入も合わせて発表した。
サブノジュニアは
父サウスヴィグラス、
母サブノイナズマ、
その父カコイーシーズという血統。16年に大井でデビューして長く活躍し、20年に
JBCスプリントを制して同年のNAR
年度代表馬に輝いた。22年から北海道浦河町の
イーストスタッドで種牡馬入りしており、初年度産駒は25年にデビューを予定している。
レッドベルジュールは
父ディープインパクト、
母レッドファンタジア、
その父Unbridled's
Songという血統。19年のデビューから2連勝で
デイリー杯2歳Sを制したが、
朝日杯FS10着を最後にそのまま引退した。21年から
イーストスタッドで種牡馬入りしており、初年度産駒は今年デビュー。血統登録数17頭と少ないながらも
ウィルオレオールが門別で勝利している。